地震が発生したら、まずはあわてずに身の安全を確保することです。
阪神淡路大震災や東日本大震災を経験した人の中には、サイレンの音やテレビやラジオの緊急地震速報を耳にしただけで身動きができなくなったり、体がブルブル震える人がいるようです。
あれだけ大きな地震を体験してきたので無理もないことですが、極力パニックにならないように地震が起きてから避難するまでの状況を今一度確認しておきましょう。
また、動けなくなるほどの症状がある場合は、費用はかかりますが防災シェルターの設置という選択もあります。

地震発生後の5分の冷静さが生死を分けることも!

地震直前

最大震度5以上の地震が推測される場合、テレビやラジオ、携帯電話などで緊急地震速報が流れます。速報後数秒から数十秒後に地震がおきます。

地震が発生

まずは頑丈で大きな机の下やテーブルの下などにもぐります。
近くに座布団やクッションがあれば、それで頭を覆って地震がおさまるのを待ちます。
ただし、津波やがけ崩れの危険がある場合はすぐに避難をします。

1~2分後

揺れが収まったら火元の確認をして、ブレーカーを落としておきます。
ドアを開けて避難経路を確保します。

3~5分後

ラジオなどで情報を収集し、家にいるのが危険な場合は、非常持ち出し用のリュックを背負い、スニーカーを履いて、ヘルメットをかぶり、緊急避難場所に向かいます。
家の中が安全と判断したら家族の安否を確認します。

もしもこんなところで地震にあったら?

エレベーター

全ての階のボタンを押して、最初に止まった階でおります。

地下街

比較的安全なので、あわてて外に出ようとしないことです。
停電になっても非常灯があり、非常口も60mごとにあるので、パニックにならないようにしましょう。

電車やバスの中

座席に座っている時は、姿勢を低くしてカバンなどで頭を覆います。
立っている時は、つり革や手すりをしっかり持ちます。

道路

歩行中だと、近くに耐震構造がしっかりしていそうな、新しいビルがあれば避難させてもらいましょう。ブロック塀沿いや看板があるところ、自販機の前などから離れます。

まとめ

地震発生後の5分の冷静さが生死を分けることもあると分かっていても、大地震がおきるとパニックになってしまうのが人の常です。
それを避けるには、何度もシュミレーションをくり返すことです。
また、体の不自由なお年寄りや赤ちゃんがいる場合やペットなどを飼っている場合は、さらなる冷静さが必要となってきます。
防災シェルターの設置にはそれなりの費用がかかりますが、精神的な不安は解消されます。近年、防災シェルターの設置を検討されている方が増えています。

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