車の渋滞やアウトドアでも使える簡易トイレですが、災害時にとても役に立ちます。
普段の生活では使わないため馴じみのない方ほとんどかもしれませんが、多くのメーカーから販売されています。
この記事では、緊急時の簡易トイレの必要性と選ぶときのポイントについて分かりやすく解説していきます。

簡易トイレを用意しよう

災害など緊急時の備えとして、簡易トイレを用意しましょう。

地震や台風などに見舞われたとき、安全であれば自宅でそのまま避難生活を続けたいですよね。
生活を営むために最低限必要な設備をライフラインと言いますが、トイレもその1つです。

大きな災害が発生し水道が止まれば、もちろんトイレは使えませんので簡易トイレの準備は必須となります。

簡易トイレを選ぶ2つのポイント

非常用の簡易トイレを選ぶとき、価格以外にも考慮すべきポイントがあります。
大切なポイントを2つ紹介します。

①誰でも使いやすい

簡易トイレは、そこに生活する人全員が使うことになります。
家族の中に子どもがいたり、体が不自由な方がいる場合もあるでしょう。
人数や家族構成は各家庭によってさまざまですよね。

非常時に『誰でも使いやすい』ということは、とても大切なポイントです。

②後片づけが楽

毎日使うものですから、後処理が楽に越したことはありません。
汚物になるべく触れることなく片づけることができる、時間がかかりすぎない、ゴミが出すぎないなどが『後片付けが楽である』という基準です。

非常時はなかなか先の見通しが立ちにくいため、ライフラインの復旧がいつになるか分かりません。楽で継続しやすいことが大切です。

防災用に準備したい簡易トイレ

簡易トイレにはいくつかの種類があります。
そのなかでも災害時に向いている簡易トイレを紹介します。

①取り付けて使う簡易トイレ

自宅のトイレに汚物袋をセットして使用する簡易トイレは、便器があればどこでも使用できます。
普段と同じ環境で使えるため、ストレスが少ない点がメリットです。
1つあればいいものではないので、手ごろな価格のものが多いためある程度の数を準備するときも安心です。

組み立て不要で誰でも使いやすいので、家族が多い方におすすめの簡易トイレです。

②組み立てて使う簡易トイレ

本体を組み立てて使うタイプは、長距離の車移動やアウトドアをするときなど生活に
取り入れやすい点がメリットです。
普段の生活に取り入れて、あらかじめ慣れておくのもいいかもしれません。

プラスチックや段ボールなど、多くの種類から使う人や場所に合わせて選ぶことができます。

組み立て前はコンパクトな形状でかさばらずに持ち運びできるため、災害などの緊急時により向いている簡易トイレでしょう。

防災シェルターでも簡易トイレは必須

防災シェルターに避難すれば災害から身を守ることができ安心です。
しかし避難したあと、どのくらいの時間を防災シェルターで過ごすことになるかは、避難した時点では分かりません。

長引く可能性がある避難生活で、トイレはとても大切なライフラインです。
非常用持ち出し袋には必ず簡易トイレも加えておきましょう。

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