防災辞書「災害にはどんな種類がある？災害の基礎知識を学ぶ」～防災シェルター価格＜価値

日本は、さまざまな災害が多発している災害大国です。

それらの災害に対応し、命を守るためには、災害を知る必要があります。

では、その災害の種別には、どんな種類の災害があるのでしょうか。災害には、大きく分けて二つの災害に分けられます。

ひとつは、台風や地震といった自然災害と、もうひとつは、人為的な原因で起こる人的災害です。

自然災害

自然現象によって起こる自然災害です。

この自然災害には、ある程度予測出来る台風のような災害と予測の出来ない地震などの災害があります。自然災害の場合は、起きるタイミングやその地域的な自然環境によって被害が変わります。

災害の中でも一番恐ろしく、発生時期が予測できないことが挙げられます。地震は、地下に存在するプレート（岩盤）がズレることによって起こる自然災害の中でも一番被害が大きい災害のひとつです。

また、地震は、地震によって、津波や建物の倒壊、土砂崩れ、火災などの他の災害を誘発することもあるため、もっとも注意が必要です。地震が起きたことにより、社会的なライフラインの破壊や公共交通機関などにも影響を及ぼします。

そして、何より地震そのものが予測できないことが恐怖のひとつです。

日本は台風の進行進路に位置しているため、台風シーズンともなると大型の台風が直撃する可能性もあります。大雨は台風や線状降水帯によって引き起こされ、浸水や洪水を誘発する恐れがあります。

台風や大雨は、近年の研究の成果によりある程度の予測が出来るようになってきました。

津波は地震に誘発されて起こる津波と台風などによって起こる津波があります。そのため地震の発生や台風の到来を知ることである程度、津波の到来時期を予測出来ることが出来ます。

ただ、津波の恐ろしさは、1回だけで終わる訳ではなく、第二波、第三波と続くものであることを認識しなければなりません。

洪水とは、台風や大雨などにより引き起こされる災害です。河川の水量が増加することにより、水が溢れ堤防が決壊して建物や家などを損壊や浸水して被害を出します。

洪水の場合も台風の接近や大雨の到来など予測の出来る災害のひとつです。

火山の噴火は、地下にあったマグマが火山の爆発により地上に噴出する災害です。溶岩が流れだし建物や家を焼き払います。それに隕石や火砕流を起こすこともあり、噴火による火山灰により健康被害も起こすこともあります。

火山の噴火も、近年の研究の成果によりある程度の予測が出来るようになってきました。

日本列島は、縦に長く、北部は世界でも有数の豪雪地帯でもあります。大雪は、交通インフラの渋滞や路面の凍結などによる交通事故なども引き起こします。また、雪崩や除雪中の転倒事故などの雪害も誘発します。

竜巻は、積乱雲の発生に伴う上昇気流によって発生する災害です。竜巻は威力が強いために防災シェルターなどの設置が求められます。

自然災害にも匹敵するのが、昨今の人的災害です。

火の不始末や通電漏れ、別途の理由により火事・火災が引き起こされます。建物や自宅の火災は、人命にも影響を及ぼします。

工場の爆発の原因は、可燃ガスや蒸気による爆発・可燃性粉塵の爆発・化学反応による爆発・反応物質の反応爆発といくつもの原因が考えられます。また、爆発による化学物質の飛散や有毒ガスの漏れなど複数の被害が出る可能性もあります。

地震などにより原発内の放射能もれによる人的被害など大きな災害に発展する恐れがあります。また、原発事故は放射能汚染により長く人の住めない地域を生み出すことが問題です。

今回のコロナ禍のように新しい感染症が出れば、大きな被害と共に行動にも制限がかかります。また、致死率の高い感染症であれば、ワクチンが開発されるまで経済がマヒして多くの被害がでます。

人員密集地域でのテロが起これば多くの被害がでる災害となります。また、昨今の国際情勢から戦争が起こる恐れもあり、一端戦争が起これば大きな被害がでます。

このように自然災害や人的災害に囲まれて暮らしている私たちは、如何にして自分や家族の命・健康を守るかが命題となっています。

これらの災害から身を守るために、海外では防災シェルターが推奨されている国もあり、価格も販売する量により安価になりつつあります。

日本でも、これらの複数の災害に対応するには、個々自宅に防災シェルターが必要であり、一般庶民にも購入できる価格になることが望ましいと思われます。