液状化とは、地下水位が高くて緩い砂質地盤などで、地震が起きた際に地盤が液体状になってしまう現象です。
地盤が液体状になってしまうため、重い構造物が沈み込んだり、地中の配管など比重の軽い構造物が浮き上がる被害が起きます。そして、地震後には地盤の高さが低くなってしまいます。

液状化のメカニズム

液状化は、地震前には互いに噛み合って地盤を支えていた砂粒子が、地震の揺れにより噛み合いが外れてしまい、砂粒子の隙間にあった水が地盤の重量を支えることになる現象です。水が地盤を支えることになるので、地盤は液体状になってしまいます。そして、この液体状の地盤より軽いものは浮き上がってしまい、重いものは沈み込んでしまいます。
また、砂地盤の上に泥質層や舗装があると、舗装の隙間など弱部から間げき水が吹き出してしまうこともあります。液状化してしまった現場の写真を見ると、水浸しになっているのは、このためです。

あなたの家の液状化対策は大丈夫?

液状化しやすい地盤は、地下水位が高い緩い砂地盤です。海の近くの低地では、砂質土が多く、地下水位が高い傾向があるので、特に注意が必要です。なお、海の近くでなくても、池や沼を埋めた場所、河川の近く、旧河川付近だった場所でも発生しますので、注意が必要です。
なお、液状化のしやすさは、標準貫入試験などで確認できます。試験費用が20~30万円ほどするようですが、特に海に近い場所で家を建てる場合は、被害が起きてからだと大変なことになりますから、試験を実施して確認しておいた方が良いのではないでしょうか。

液状化対策

液状化の対策としては、地盤改良が一般的ですが、地下水低下や杭打ちなどもあります。
地盤改良としては、
・水で溶いたセメント系固化材を地中で撹拌し、柱状の改良体を作る柱状改良工法
・粉体のセメント系固化材を地盤の土と混合撹拌し、地盤表層を地盤改良する表層改良工法。
などになります。一般住宅では、地下水低下や杭打ちとなると、費用面など負担がかかってしまうので、地盤改良が一般的な対策になります。
また、住宅を建てる前に液状化対策をすると、100~200万円程度で済みますが、住宅を建てた後や、液状化の被害にあった後だと、費用が数百万円かかるので、住宅を建てる前に対策を取っておきたいものです。

まとめ

以上をまとめますと、液状化とは地震が起きたときに地盤が液体状になってしまい、建物が沈んだり、配管が浮き上がる被害が起きます。対策として、住宅を建てる際に調査をして、必要であれば地盤改良をしておくことをお勧めします。
なお、地中に埋設した防災シェルターも軽いものだと、液状化によって浮いてしまう可能性があるので、きちんとした会社に設置をお願いしましょう。

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