近年の地震による負傷者の原因を調査した結果、家具類の転倒・落下・移動で負傷した人が30~50%と多いです。また、2021年に国内で観測された震度1以上の地震回数は2406回に達しました。2406回のうちの6回が震度5強以上でした。震度5強以上の6回は、熊本地震が起きた2016年以来の大きさです。

強い地震が来ても家具や家電の下敷きにならないように部屋の配置を考えましょう。家の中の安全性がアップする家具の配置やモノの置き方を知っておくことが大切です。

家具類の転倒・落下・移動がもたらす3つの危険

ケガの危険

大きな地震が発生すると家具などが倒れて下敷きになることもあるでしょう。また、上から落ちてきたものが頭にぶつかったり、割れた食器やガラスの破片を踏んだりして怪我をすることがあります。

家具の配置はもちろんですが、どんな家具を選ぶかも重要です。胸より低い高さの家具を選べば、落下による怪我を防げます。物を高く積み上げたりしなければ、家具は転倒したり物が落下しても負傷しにくくなります。また、避難経路を塞ぐ可能性も低くなるので、安心です。安全な避難ルートも確保できるでしょう。

火災の危険

過去に発生した大きな地震では、家具類の転倒・落下・移動によって火災が発生した事例がありました。大きな地震では家具類の収納物(本棚の本など)が落下し、木製の家具が倒れることがあるでしょう。倒れた家具の近くに電源のついたストーブがあると、火災が発生することがあります。

電源がオフになっているストーブでも、物が落下した時に不運にも電源が入ることがあるので、燃えやすい家具の近くには置かないようにしましょう。

避難障害の危険

避難経路を確保するため、入り口付近には家具を置かないのが鉄則です。

例えば、家具の中では割と高さがあり、しかも飛び出す可能性のある本棚は入り口から一番遠くへ配置しましょう。家具やテレビは転倒防止のネジ止めや、固定タイプのポール式器具で固定するのが理想です。

枕元に置いておきたいもの

救助を呼ぶための笛

災害が起こると「家具に潰されて身動きがとれない」「部屋に閉じ込められて出れない」などのピンチにみまわれるでしょう。そんな時、長時間大きな声で助けを呼び続けるのは困難です。

笛があれば、大きな声を出さなくても遠くにいる人にも気付かれやすくなります。いざという時のため、枕元に笛を置いておきましょう。安全な防災シェルターの中から笛を吹いて存在をアピールすることもあるでしょう。

怪我を防ぐためのスリッパと靴

窓ガラスやテレビの液晶画面、食器の破片が散らばった床を歩くことになります。そんな時、足を守るためのスリッパや靴をスタンバイしておきましょう。折りたたみ式のスリッパならコンパクトなので、場所もとりません。

明かりを確保するために懐中電灯はマスト

夜中の地震で停電が起きると、避難が困難になります。手の届く場所に懐中電灯を常備しておきましょう。価格の高いものである必要はありません。スマホのライトで代用できると思いがちですが、スマホは大きな揺れで飛んでいってしまい、肝心な時には手元にないので NG です。

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