被災者が直面する問題の一つにトイレなどの問題が挙げられます。デリケートなことだからこそ、事前の備えが必要です。

また多くの被災者が集まる避難所では、プライバシーを守らなければなりません。プライバシーを保護するためには、被災者同士の協力が不可欠です。手洗いやうがいなどを徹底し、衛生的に生活することを心がけなければいけません。

安全な防災シェルターの中であってもトイレの問題は避けられません。備えることや災害時のトイレについて学ぶことは大切なことです。

断水時でもトイレや洗濯に利用可能

地震発生時、断水になった場合に困るのがトイレです。水を流さずにいると、不衛生な上に異臭が漂うことも。

そんな時、お風呂に水をキープしておけば、トイレ用水として活用できます。洗濯水や火災時の消火用にも利用できるので、キープしておいて損はないでしょう。ちょっとした工夫が震災時に役立つというケースは多々あります。

その一例がお風呂の水です。1つの水槽で200L近い大量の水をキープできるので、断水時に重宝します。

被災時には貴重になる水を1回のトイレで5~10Lも使うのはもったいないです。トイレが問題なく使えるようになるまでは「災害用トイレ」を使いましょう。

断水被害を想定して災害用トイレを備える

2011年に発生した東日本大震災は、ライフラインにも甚大な被害をもたらしました。例えば、断水被害です。厚生労働省健康局水道課によると、宮城県内を中心にピーク時で約220万戸の断水が発生したといいます。

使えなくなった場合を想定して、ぜひ備えておきたいのが簡易トイレです。発災直後は手作りのトイレを作ることもままなりません。当面の心配がないように、ある程度余裕をもって常備していくことをおすすめします。

災害用トイレの作り方

便器に被せるための汚物入れと凝固剤がセットになっている商品の他、段ボール紙などを利用した簡易的な便座がセットになっている商品もあります。1日に1人5回使うとして一週間ぶんはストックしておきましょう。

また凝固剤が無い場合は場合は、新聞紙やペット用の吸水シーツなどでも代用できます。

災害用トイレの使い方

  1. 便座を上げて45 L のゴミ袋を便器に被せ、さらに汚物入れ用の袋を重ねて被せます。
  2. 凝固剤がない場合は、あらかじめ細かくちぎった新聞紙やペット用吸水シーツを袋の中に敷き詰めておきます。
  3. 便座をおろして完成です。用を足した後は、凝固剤をふりかけ、上の袋だけ取り出して口をしっかり結びゴミ箱へ。
  4. 使用済みの汚物袋は、自治体のゴミ収集が再開されたら燃えるゴミとして処理しましょう。

災害用トイレは市販品が便利で安心

災害用のトイレは市販品を利用するのが手っ取り早くて便利です。1回ぶんが100円程度と価格は安くはありません。しかし、汚物を処理する袋と凝固剤が入っていて、長期間置いておいても匂いが気になりません。

もっと安くあげるなら、ゴミ箱と細かくちぎった新聞紙を利用する方法もあります。ここにペット用のシートに利用する吸水シーツを併用すれば、吸収力も上がって災害用トイレとして使えます。

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