CBRNE災害(シーバーン災害)を理解する前に

災害というものには、なにも地震、津波、洪水、火山などといった自然災害だけではありません。
人間が引き起こしたテロ、戦争、金融危機、環境汚染、自然破壊といったものは、人的災害と呼ばれます。

つまり、災害には自然災害と人的災害があるのです。

近頃、地震、津波、集中豪雨など、大きな被害を及ぼす自然災害が多く発生していますので、どちらかと言えば“災害=自然災害”といったイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

しかし、今後において決して人的災害が無いとは言い切れず、むしろ“人的災害が発生する可能性は高い“と考えるべきなのかもしれません。

テロ行為、原発事故、金融危機、環境汚染、自然破壊など。
どれをみても大いに考えられるものばかりです。

自然災害と人的災害。

このことを踏まえて、“CBRNE(シーバーン)災害とは何か、どのような分類があるのか”について説明していきます。

CBRNE(シーバーン)災害とは何か、どのような分類があるのか。

CBRNE(シーバーン)という言葉は、それとなく聞いたことがあるのかもしれませんが、「それって、何ですか?」と聞かれると「テロの災害のことですよ。」と答えがちです。

実は、テロ災害だけではなく、いくつかの分類があります。

アルファベットは、各々の頭文字を取ったものですが、
C・・・化学(chemical)
B・・・生物(biological)
R・・・放射性物質(radiological)
N・・・核(nuclear)
E・・・爆発物(explosive)

これらによって発生した災害をCBRNE災害(シーバーン災害)と言いますが、もう少し掘り下げてみましょう。

C・・・化学(chemical)
 ⇒有毒物質、化学兵器によるもの。
B・・・生物(biological)
 ⇒病原体や生物兵器によるもの。人為的なものだけでなく、感染症のパンデミックも含む。
 ※新コロナウイルスは、この分類に位置付けされます。
R・・・放射性物質(radiological)
 ⇒放射性物質による原子力事故など。
N・・・核(nuclear)
 ⇒核兵器を使った核爆弾によるテロ。
E・・・爆発物(explosive)
 ⇒爆発物によるテロ・災害。
引用(一部):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

このように、CBRNE災害(シーバーン災害)には、人的災害のテロや犯罪などによるものが大半を占めています。

しかし、人為的なものではない感染症によるパンデミックなどもCBRNE災害(シーバーン災害)に含まれます。

他にも、
・2011年3月11日の東日本大震災の福島第一原子力発電所事故
・2015年8月の中国天津で起きた大規模倉庫爆発事故

これらについても、自然災害によって起きた事故やヒューマンエラーによる事故でありますが、放射性物質(R)による原子力災害、爆発物(E)による災害としてCBRNE災害に含まれます。

実は、日本はこのCBRNE災害のすべての分類を経験している世界でも数少ない国なのです。

代表的なものを例に出しますと、
(C)地下鉄サリン事件
(B)新型インフルエンザ、新型コロナウイルス
(R)福島第一原子力発電所事故
(N)広島市、長崎市への原子爆弾投下
(E)中国天津で起きた大規模倉庫爆発事故

CBRNE災害は、どこの国においても共通の脅威となっていますが、今後、日本においても北朝鮮の脅威に緊迫している状況、また五輪開催によるテロリストの標的になる可能性も決して否定できるものではありません。

そのような災害への備えとしては、防災シェルターの有効性は高く評価されています。

“災害時は、一刻も早く避難場所へ避難すること“と言いましても、テロや爆発といったCBRNE災害では、避難場所すらも危険地帯になり得ます。

今後、個人、施設、地域において防災シェルターが大幅に普及されていくことも考えられるではないでしょうか。

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