地すべりというと、地震や大雨の時に一瞬にして斜面が崩れる現象を思い浮かぶかもしれません。でも一般的には、年間に数ミリメートル程度の非常に緩やかな地面の移動現象なのです。
地震や大雨時の短時間での斜面崩れは、もともと地すべり地形であったところが、外力がかかることにより、一挙に崩れてしまうことが多いのです。なので、地震によって斜面崩れする場所は、実はよく調べると、今でも分かってしまうことがあるのです。

地すべりのメカニズム

地すべりがなぜ発生するのかというと、地盤中の粘土層など柔らかい層が斜面と平行に連続している場合に、粘土層とその上の地盤が重力により、滑り台をすべるように一緒に下流側に移動してしまう、というのが一般的です。急斜面でなくても、このような地すべり箇所は結構あるので、注意が必要なのです。
なお、地震のときは、揺れにより通常以上に斜面下流側への力がかかって、下流側へ移動しやすくなります。また大雨の時は、地盤に侵入した水分で地盤が重くなったり、地盤の土粒子が雨水に浮いてしまうような状態になって、地盤が下流側に移動しやすくなってしまいます。

あなたの家の近くの斜面は大丈夫?

斜面崩れしやすい箇所は調べれば分かるということを、先ほど書きましたが、例えば防災科学研究所のホームページで地すべり箇所を確認できます。地すべり箇所では、地震時などに注意が必要です。
また、地形図でも地すべり箇所を見つけることが出来ることもあります。斜面の上流の方が凹んでいて、下流の方が孕みだしているような地形については、地すべりの可能性のある地形になります。また、現地でも、複数の樹木の根元が曲がっているような場所では、地すべりの可能性があります。

地すべり対策は?

地すべり対策ですが、地すべりは広い範囲で起きていることが多いので、個人で対策するのは難しいかと思います。個人で出来ることとしては、降雨時に早めに非難することや、行政に働きかけることくらいでしょうか。
行政が動けば、杭を打ったり、雨水を地盤から出すために排水設備を設置することなどの対策が可能かと思います。しかし、地すべりは大きな地盤の塊が動いているものなので、人間の力で完全にすべりを止めることはとても難しいことです。地盤の動きを監視して、異常が起きたら避難するなどが現実的かもしれません。

まとめ

以上をまとめますと、地すべりは一般的には、斜面地盤の非常に緩やかな移動現象であり、地すべり箇所は予め調べることができます。しかし、地すべりを完全に止めることは難しく、日常の監視や早めの避難で対処するように心がけることが必要です。防災シェルターへの避難することでもあなたの大切な命を守れます。

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